大雄山 最乗寺|足柄峠
   
   


大雄山 最乗寺・足柄峠

 最乗寺の紅葉がすばらしいと聞いて行ってきました。 朝、出かけるときはどんより曇っていたのが、西湘バイパスを西に進むに従い雲が薄くなり最乗寺に着いたときには晴れ間が覗いていました。 天気はよさそう、ここまで来たのならということで足柄峠まで足を伸ばして周辺の紅葉を楽しみました。 特に地蔵堂周辺の紅葉は真っ盛りでした。

◇ 大雄山 最乗寺   (2017年11月28日)
 最乗寺は曹洞宗の寺院で、山号は大雄山、1401年に開山されているそうです。 130ヘクタールという広大な敷地にあり、福井の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ格式のある曹洞宗のお寺だそうです。 創建に貢献した道了という僧が、お寺の完成と同時に天狗になって身を山中に隠したと伝えられることから、道了尊とも呼ばれていそうです。 そして今も天狗の銅像や大小様々な下駄で知られているお寺です。
それほど広範囲ではないけど、11月下旬の紅葉は美しく見事でした。

◇ 地蔵堂・夕日の滝・足柄峠   (2017年11月28日)
(1) 最乗寺に別れを告げ、足柄街道を足柄峠に向って行く途中、最初の絶景ポイントはトンネルの手前から見る川沿いの紅葉、背後に広がる矢倉岳の裾野の紅葉です。 更に進むと夕日の滝へ行く道との分疑点辺りに「金太郎おおもみじ」という樹高約20mのモミジの巨木があります。 11月下旬の紅葉は見事で、道路わきに立っている巨木だから直ぐ目に留まります。 この周辺から夕日の滝あたりの川沿いが2番目の紅葉スポットです。
(2) 地蔵堂から足柄万葉公園の駐車場まで4Km弱、万葉集にはこの足柄峠周辺を詠んだ歌が数多くあり、そのうち足柄万葉公園には数首の歌碑が建っています。 その600m先には足柄城跡、足柄山聖天堂、足柄関所跡などがあり、11月上旬なら紅葉に満たされながら散策するのに相応しい場所です。

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