日光|あぶくま洞|茨城
   
   


日光・あぶくま洞・茨城

 2017年10月、秋の旅行を計画していたが晴れ日が長く続かない。 10日間の天気予報を見ながらこの日しかないと定めた3泊4日の旅をしました。  急な決定だからホテルの予約がどうかと思ったがネット予約で簡単に確保できました。
今回の旅は福島の「あぶくま洞」が目当てで、その往復路の周辺で行ってみたい観光地を探してコースを決めた。
(2017年10月10日〜13日)

◇ 日光東照宮   10月10日(晴)
 過去に行ったことはあるが中禅寺湖や戦場ヶ原が目当てで日光東照宮の記憶はあまりなかったので、立ち寄ってみました。
早朝7時に家を出て11時過ぎに到着、神橋辺りから渋滞が始まり、これが東照宮の駐車場に入る車の長蛇の列だったから仰天、 広いとはいえ満杯の駐車場から出て行く車に応じて前に進むといった具合ですから大変、駐車できるまでに結局50分かかりました。 東照宮宝殿に近いところに駐車できたのでその後は楽な行動ができた。 平日なのにすごい人、入場券を求めるだけで長蛇の列、表門を入り神厩舎(三猿)・三神庫(想像の象)辺りから混雑していました。

◇ あぶくま洞   10月11日(晴)
 あぶくま洞は1969年、現在の釜山採石場跡地で石灰岩の採掘中に発見された鍾乳洞。 総延長は約3,300mにも及ぶ巨大なもので、約600mが一般公開されているそうです。 この地一帯は阿武隈高地と呼ばれ、古くから石灰岩や大理石の採掘が盛んな土地であったそうです。 発見された場所は現在の観光洞の出口付近に位置するそうです。
あぶくま洞では天井高約30mの空間「滝根御殿」や出口近くにある「月の世界」など見応えのある場所がたくさんあります。

◇ かみね動物園   10月11日(晴)
 日立市の日立市かみね公園内にある市営の動物園、ちょうど通り道にあったので立ち寄ってみました。 入場券を買おうとしたら65歳以上は身分証明が出来れば無料とのことで申し訳なく思いながらそのまま通過。 予想以上に多くの動物が飼育されているようでしたが、実際に見た数は一部だけかもしれない。 中でもコツメカワウソ、プレーリードック、マーラー、ミゼットポニー、シセンレッサーパンダ、など小動物がかわいらしかった。 コースを一通り回って1時間余でした。

◇ ひたち海浜公園   10月12日(晴)
 総面積350haに及ぶ国営の広大な海浜公園、ここでは65歳以上は半額の210円で入場。広大すぎて戸惑うばかりですが、この時期は「みはらしの丘」を埋め尽くすように生長したコキア(約3万2千本)が真っ赤に染まり、 その間にコスモスが咲き誇るという評判に引かれて、それだけを目当てにやって来ました。評判どおりのすばらしい光景でした。 園内を周遊するにはシーサイドトレイン(500円/日)が便利ですが小回りが利かない、遠方でなければ徒歩、或いはサイクリング自転車の方が自由度があっていい。
この日は真夏日と言っていいほどの陽気、とにかく暑かったです。

◇ アクアワールド水族館   10月12日(晴)
 カーナビの指示通りに動いたつもりだが、あの広大な駐車場に誘導されず、水族館すぐ裏手にある海岸の釣り場の駐車スペースに着きました(結果的には水族館入り口にも近く正解でしたが)。 大洗海岸に面した水族館、サメの種類・飼育数は日本一だそうで水族館のマークもサメでした。それに日本最大のマンボウ専用水槽(270トン)でマンボウがゆったりと泳いでいるのが印象的でした。 イルカショーをやっていましたが時間帯が合致せず、多分どこでも同じではないかと思い見ないで帰りました。 入場料1,850円はじっくり見て回れば価値ある料金と思います。さすが人気の水族館、観光客も多かったです。

◇ 大洗海岸   10月12日(晴)
 水族館の近くにある大洗シーサイドホテルに泊まりましたが、案内された部屋から見下ろす大洗海岸は雄大でした。天気もよく青空と海水の青さが一層引き立ててくれたと思います。 この海岸は、約1.2kmの広々とした白砂青松の景勝海岸で日本の渚百選や日本の白砂青松百選に選ばれているそうです。 東西に伸びる約1Kmの岩礁と荒々しい波しぶきを暫く眺めているのも好い。 岩礁には神磯鳥居、少し離れたところに大洗灯台、その間を結ぶように遊歩道があり、波しぶきを感じながら歩いたのは印象深いものがありました。 神磯鳥居は時期によっては絶好の初日の出スポットとなっているそうです。

◇ 牛久大仏   10月13日(霧雨)
 昨日までの快晴は一変して生憎の小雨模様、運よく雨が上がった様子。そんな中、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られたという牛久大仏を拝観してきました。 ここは大洗から帰る途中に位置するということで迷わず行ってきました。拝観料は800円、園内に入ると地上80mの大仏胎内から展望できます。 大仏さまは全高120m(像高100m、台座20m)を誇り、奈良の大仏(像高14.98m)が掌に乗り、 アメリカ合衆国ニューヨーク州にある自由の女神像(全高93m、手を掲げた姿勢の像高46.05m)の実質的な像高(足元から頭頂までの高さ33.86m)の3倍近くの大きさになるそうです。

◇ ワープステーション江戸   10月13日(曇り)
 雨が上がったと思えば、また霧雨模様といった具合の中で、次に立ち寄ったところがワープステーション江戸。 時代劇のオープンセットが建ち並ぶ、国内でも有数の野外型ロケ施設です。江戸時代はもちろんのこと、戦国から昭和までの幅広い時代設定の撮影が可能だそうで、 今日もロケの準備とかで一部がロープ規制になっていました。
残念ながら入口には構内の撮影禁止という貼紙がしてありました。
と言ってもネット上には沢山の写真が載っていますので、そちらをご覧ください。  一方、ワープステーション江戸のオフィシャルサイトでも写真付で詳しく紹介されているので様子はよく分かります。
(※ 引用写真)

◇ 板橋不動尊   10月13日(霧雨)
 旅の最後に板橋不動尊へ行きました。
正式名称は清安山不動院願成寺で真言宗豊山派に属する寺院。 開創約1200年の歴史をもち、関東三大不動尊の一つと言われ、北関東三十六不動尊霊場の一つでもあります。 「板橋のお不動さん」として古くから関東一円のたくさんの人から親しまれてきたそうです。
ワープステーション江戸の近くで、圏央道のつくば中央ICへ向かう道筋にあり、お参りして御朱印を頂いて帰路に着きました。 1時45分、途中で八王子や厚木IC付近が渋滞しており家に着いたころはすっかり暗くなっていました。何事もなく無事の旅に感謝です。

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