老夫婦が行く沖縄の旅

◆　日々の雑多な暮らしの中で、老夫婦が互いに気ままな活動を続けながら元気に過ごさせてもらっています。
そんな中で、何を思ったか７９歳と７４歳の老夫婦が突然に沖縄旅行を計画しまた。しかもレンタカーを利用して７日間の旅と欲張ってみました。きっかけは、この３月に山陽旅行で秋芳洞と景清洞を訪れた時のことでした。そのスケールの大きさに圧倒されながら鍾乳洞に興味を持つようになり、インターネットで調べているうちに沖縄本島の玉泉洞に辿りつき、これは元気なうちに一度は見ておかなくては、ということになり沖縄旅行の計画にはまってしまいました。
思い立ったが吉日、７月頃から沖縄本島の観光名所を詳しく調べ始めました。ただ、沖縄には観光客からは見えない基地問題があり、素晴らしいを連発しながら観光に浮かれているわけにもいかない。沖縄の抱える問題にも関心をもって旅をしようと思いました。そして入念な計画のもとに、2016年11月02日～08日の旅が実現しました。

◆　２年前に石垣島へ旅したとき、石垣島鍾乳洞で見たあの感動、異次元の空間、そして自然の創造物の美しさに魅せられたことを思い出し、沖縄本島旅行の計画に弾みがつきました。
　　　　　※ 右の写真は石垣島鍾乳洞で見た一例です。
　　(画像上をクリックすると大サイズの写真を表示します)
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◆　出発直前に台風が２つ発生したとのニュースが流れたが、いつの間にか忘れられるほどのものだったらしく立ち消えてしまった。旅行前に台風と云う名前を聞くだけで神経を尖らす日々だったが、立ち消えとなればホッとする。
ところが、旅行少し前の10日間天気予報では旅行期間中の殆どに、なぜか曇・雨マークが付いているからテンションは下がりっぱなし。旅行に出かけるのも面倒くさいと思うほど。
エメラルドグリーンの美しい海しか描いていない者にとって雨の沖縄ってどんなものか、湘南の海と何も変わらないではないか、出かける前から悪い方向ばかりが頭をよぎるようになる。しかたなく雨でも楽しめる沖縄観光は何だろうと、ネットで探してもなさそう、やはり快晴な日々だけを願って出かけるしかない。しかも出発日が近づくにつれ、天気予報は回復方向にあったので淡い期待を持ち始めるに至り、そして最後には旅行の終盤に雨マークが付くだけになった。

◆　結果的には案ずることなく７日共に素晴らしい天気に恵めれ、予想以上の観光を体験させてもらったので、これから沖縄旅行を計画される方の参考になればと思って旅程に沿って観光スポットを掲載しました。気温は２７～２８度と例年より高いというがさすが１１月、湿度が低いのでそれ程の暑さを感ずることなく、それより連日の快晴を喜びました。

◇ 下のアルバムはそのときの全体的なイメージを８シーンで纏めたものです。サムネイル画像をクリックすると大サイズの写真を別ウィンドウに表示します。もっと詳しい総括は「印象に残るパワースポット」をご覧ください。更に左欄のメニュー項目は旅行中に訪れた観光地を訪問順に並べたものです。　どんな場所かも含めて写真を中心に詳しく紹介します。
(※：下のサムネール画像をクリックすると大サイズ画像を表示します)

沖縄旅行の準備
　何を調べるにもインターネットは欠かせない。　基地問題ばかり表面化し、沖縄にどんな観光地があるか殆ど知らない。先ずそこから調べ始め、こと細かく紹介される現地情報を頼りに行ってみたい観光スポットの候補をあげながらタイムスケージュールを作ってみた。最初は４泊５日程度考えていたが、欲が出てきて最終的には６泊７日の旅行計画になった。
時期は迷うことなく１０月下旬～１１月上旬を選んでいました。１０月上旬までの台風も落ち着く時期で降雨量も最も少ない、沖縄の観光としてはオフシーズンに近いので観光客も少ない、旅費も比較的安い。１１月下旬以降になると晴れてもスカッ～としない、どんより気味だと聞いていたので１１月上旬を狙っていました。
旅程が確定したところでネットで予約することも出来るが、私はいつもＪＴＢさんを利用しており、今回も同じ方法を採りました。ＪＴＢさんのパンフレットを見ていたら「サンキューチョイス」沖縄編というのがあり、しかも７日間コースがあったので迷わずこれに決めました。
観光は自由自在に設定できるので、詳細な旅程さえ確定しておけば予約はスムーズに進む。航空機・ホテル・レンタカーなど予算に合わせて選択の自由度も多い。それに現地へ行ってから利用できる便利なクーポン券が多数付いており随分得した気分になります。
特に良かったのは、フクギ並木／ワルミ／備瀬崎の自転車ガイドツアー（たった２人だけでもガイドしてくれた）が無料、琉宮城蝶々園・今帰仁城跡・古宇利オーシャンタワー・沖縄ネオパーク・王国村・平和祈念堂・ひめゆり平和記念資料館の入場券が無料で入れる。そのうえお店での飲み物サービスなど、ＪＴＢで貰う「旅の過ごし方ＢＯＯＫ」を持参するだけで多くの特典があります。
レンタカーは通常の保険の他に、免責補償制度も自動的に加入しているので、免責補償制度の保険料金(1,080円／日)は不要になる。但し、ノンオペレーションチャージは万一事故にあったとき２～５万円の費用負担は必要になります。さらに満タン返しが不要、乗りっぱなしで返却できる。といった特典があり、これを個人でネット予約で全てを賄った場合に比べてかなりの割安感があると思いました。それに１１月２日からの旅行に対して、８月上旬に予約したので希望通りに事は運びました。

※ 沖縄の旅全体から見た印象をご覧ください

　印象に残る沖縄のパワースポット

蝉の鳴き声が面白い
◆　１１月上旬とは云えども沖縄では連日２７～２８度の夏日が続きます。そんな中で嵐山展望台を訪れたとき、盛んに蝉の鳴き声が聞こえてきました。今帰仁城跡へ行ったときも気になっていたのですが、蝉の鳴き声が面白いのです。　チンチンとかツィンツィンといった感じの鳴き声が聞こえてきます。「ツィンツィン・・・(最後に)ツィツィツィツィ～～」が１セットの繰り返しのように聞こえてきました。
珍しかったので録音してきました。　聞いてみてください。

嵐山展望台からの展望は抜群です

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