鶴岡八幡宮例大祭神事の流鏑馬が例年通り9月16日に行われましたが、
今年は10月4日に崇敬者大祭神事が執行され、それに併せて今年2回目の特別な流鏑馬が行われました。
鎌倉に住んで35年余になりますが私には初めて観る流鏑馬神事でした。
鎌倉時代の狩装束を着用した射手3名と、江戸時代の軽装束を
着用した射手12名の総勢15名が、馬で駆けながら馬場に配された3つの的を射抜く勇壮な神事で、
源頼朝時代にはじまり以来絶えることなく800年の伝統を受け継いでいるそうです。
流鏑馬には小笠原流と武田流があり、鶴岡八幡宮は小笠原流だそういです。
↑ 上の3コマはすごい腕前の友達が撮影
重藤(しげとう)の弓というのが平安時代の軍記物に出てくるそうで、弓道で使う竹を貼り合わせた弓に比べて性能が悪いらしく、
普通の弓道をやっているくらいでは使いこなせないらしい。
鎌倉武士の狩装束を着用した
射手の雄姿 →
以下3枚は一連の動作:→
この射手は馬場に配された3つの的をすべて射抜いた。
(江戸時代の軽装束を着用した射手)
[ 2008-08-08 ]