富士山に笠雲がかかると雨になると言われますが、
それを否定するような素晴らしい天気になりました。
もしかすると夕方に笠雲が出ると雨が近いということかもしれない。
前日は台風の影響で暴風雨に見舞われたが当日は早朝からこのお天気。
9時半過ぎから次第に形が崩れ始め(右の写真)、
10時過ぎには雲がすっかり消え去り快晴の一日でした。
地元の人の話では台風の後で笠雲になりやすいそうだが、これだけ鮮明な笠雲は珍しいという。
笠雲の出来る理由を調べてみると、山の斜面によって強制上昇させられた空気が頂上付近で冷却されて雲の粒ができ、
その粒が上空の安定層にぶつかって斜面を下降してくると今度は気温の上昇で雲の粒が蒸発してしまうため、
笠雲の形になるそうです。 山の周辺一帯の気象条件が一致しないとこのような形にはならないだろうと想像するが、
それにしても綺麗な形でした。
[ 2008-06-22 ]