九州はその昔、ツアーで旅したことはあったが添乗員の誘導で動く旅だったので自由度はなく殆ど印象に残っていません。
今回の旅は、レンタカーで移動し自由気ままな行動ができる旅を計画しました。
ある日、テレビを見ながら「そういえば長崎のグラバー邸に行ったことないよね」、が旅のきっかけでした。
どうせ行くなら、あそこもここも、と云うことで4泊5日の旅になりました。
長崎空港でレンタカーを借りて熊本空港で返却するということができ、レンタカー費用は少し高くなりますがそれ以上の便利さがありました。
何よりも晴天続きで、恵まれた楽しい旅でした。 (2012年05月08日〜12日)
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◇ 長崎グラバー園 5月08日(晴)
グラバー園は長崎開港(1859年)後に長崎に来住したイギリス人商人グラバー、リンガー、オルトの旧邸があった敷地に歴史的建造物を移築してできた観光名所です。
長崎空港でレンタカーを借り、グラバー園近くのホテルへ直行、チェックインを済ませてグラバー園へ。
3時20分から2時間ほど見学しましたが、ゆっくりした気分で長崎開港直後の歴史の重みに触れることができました。
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◇ ハウステンボス 5月09日(晴)
オランダの街並みを再現し、ヨーロッパ全体をテーマにしたテーマパークで、敷地面積では東京ディズニーリゾートを上回る単独テーマパークとして日本最大規模を誇るそうです。
ハウステンボス入口に近い宿泊ホテルの駐車場に車を止めてハウステンボスへ入る。 もう既に11時半を過ぎていた。
特に目的も無く漠然と入ったので、うろうろしているだけ。 入口近くに自転車レンタルがあり、3時間単位で借りられるというから利用しました。
こうなると動きはスムーズ、思いつくままの行動で周遊しながら、面白いところがあればそこに自転車を止めてぶらり散策することもできる。
こんな感じで5時間ほど遊んだところで結構疲れを感じていたのでホテルに戻りました。
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◇ 熊本城 5月10日(晴)
平成28年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城ですが、それより2年前に旅したときの様子です。
日本三名城の一つ、さすが堂々たる構えでした。
加藤清正が築城して以後、中世から近代の400年に亘る歴史の重要な舞台となっていった熊本城、ということで行ってきました。
長崎〜阿蘇山〜高千穂峡に至る経路の途中に位置するので必然的に立ち寄ることになりましたが、行ってみて本当に良かったです。
そして、早期の復興を願いつつ観光した当時の様子を載せました。
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◇ 高千穂峡 5月11日(晴)
天岩戸神社、高千穂神社、お神楽、高千穂峡
高千穂峡は阿蘇火山活動の噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、
急激に冷却されたために柱状節理の懸崖となった峡谷とのことで、
1934年(昭和9年)に国の名勝・天然記念物に指定されているそうです。
熊本城に立ち寄った後、阿蘇高原のリゾートホテルで1泊し、翌朝高千穂へ向かいました。
高千穂峡まで60Km、1時間半くらいで到着しましたが、その前に9Kmほど先にある天岩戸神社まで足を伸ばしてお参りし、
その後で高千穂峡をゆっくり観光しました。 その夜は近くのホテルに泊まり、夜は高千穂神社境内の神楽殿で夜神楽を楽しみました。
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◇ 阿蘇山 5月12日(晴)
高千穂から熊本空港へ行く通り道に阿蘇山がある。 活火山のための入山規制がある中で阿蘇中岳火口へ向かうが、
火口の駐車場に車を止めて歩き出したとき硫黄の臭いが鼻を突き始めたと同時に至急下山してくださいとのアナウンスは響き渡った。
真っ先に車に戻り下山してさ阿蘇山神神社ふもとの駐車場に戻ったが、こんなことは度々あるとのことで1時間もしないうちに警報が解除され火口まで行けるようになった。
鼻を突くあの硫黄の臭いを嫌って火口まで行くのは止めて、周辺の遊歩道を散策しながら5月の高山植物を鑑賞して楽しみました。
そして帰路に向かっては、道すがら阿蘇山麓の美しい景色を堪能しながら熊本空港に向かいました。
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