◇ 崇敬者大祭の流鏑馬神事

馬場を駆け抜けながら3箇所
に設けられた的を射抜く様子


鶴岡八幡宮 崇敬者大祭の流鏑馬神事

 鶴岡八幡宮の流鏑馬には、武田流と小笠原流というのがあって、前者は4月に開催される「鎌倉まつり」奉納され、 後者は9月の鶴岡八幡宮例大祭と10月の崇敬者大祭で奉納されているそうです。
鶴岡八幡宮の「槐の会」に入っていることから、毎年崇敬者大祭の流鏑馬神事の案内を頂くのでときどき出席しています。
行事は、最初に八幡大神さまの御神威の益々の発揚を願った式典が舞殿で行われ、その後に流鏑馬が奉納されます。
毎年おなじですが見応えがあります。 小笠原流では最初に3人の射手が正式な装束で流鏑馬神事を行い、その後大勢の射手が略式の恰好で馬場に入ります。 そして3人一組で馬場を駆け抜けながら3箇所に設けられた的を射抜いていきますが、自分の目の前を馬が通過するときは迫力あります。  流鏑馬は、馬を馳せながら矢を射ることから、「矢馳せ馬(やばせうま)」と呼ばれ、次第に「やぶさめ」と呼ばれるようになったそうです。
崇敬者大祭の流鏑馬神事は毎年10月に齋行され、毎回拝観させていただいていると稀には妙なことが起こります。
    [2017年10月の流鏑馬神事]での珍事とは?
10時ごろ、流鏑馬の馬場がすっかり準備されていました。
崇敬者大祭が終わり、午後1時半頃から流鏑馬が始まります
   馬場を駆け抜けながら3箇所に設けられた的を
   射抜いていく様子をご覧ください。

以下は崇敬者大祭の様子です

舞殿で舞う巫女さん

式典の席から (階段左:台風で倒伏してしまった大銀杏の跡) これより流鏑馬神事が執り行われます (2時少し前)


鳥居(白黒の鯨幕)のところから反対側の鳥居の所までが馬場。 距離は約255mで、その間に的は3つあります


16年4月からリニューアルされた段葛は遠近法が用いられた歩道になっているそうです (2016-10-01)

2014年11月までの旧段葛の様子。(桜が満開のとき撮影)

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