天念寺の前を流れる長岩屋川の中にある、巨岩に刻まれた不動三尊の事を川中不動と呼び、1.7mのコンガラ童子とセイタカ童子を両脇に従えた主尊の不動明王は高さ約3.7mだそうです。
大雨の度に氾濫していた長岩屋川の水害除けとして刻まれたものだと伝えられています。
川中不動は天念寺のすぐ目の前にあり、川中不動も含めた一帯が山入りの修行の場だったようです。
天念寺では修正鬼会(しゅじょうおにえ)と呼ばれる火祭りが毎年行われており、直ぐお隣には「鬼会の里資料館」があります。
「鬼会の里資料館」の駐車場から裏山の方を眺めると、遙か山の上に手すりのないアーチ橋が架かっていることに気付きます。
これが断崖絶壁の頂上に造られた「無明橋」で、天念寺の修行場になっているそうです。
資料館で修行場のVR映像を見ていると、それだけで身が竦む思いになります。
今日は降ったり止んだりの小雨模様、道路を湿らす程度とは云え、観光日和ではない。
ここでゆっくりくつろぎながら食べた蕎麦がとても美味しかった。お店の人も自慢していた。
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