◇ 田染荘


田染荘(たしぶのしょう)

 火山活動でできた円錐形の国東半島。その南部に広がる田染盆地では、千年以上も昔の古代の頃から開発がなされ、平安時代には宇佐神宮の荘園「田染荘」が誕生しました。 その中で、田染荘の小崎地区は国東半島の谷筋にあるため、狭隘な谷間に細かく区画された棚田が形成されて今もその姿を残しています。 そして、美しい荘園集落を一望できる間戸岩屋(まどのいわや)は、国東半島独特の奇岩・奇峰のそびえる山で間戸耶馬とも云われ、田染荘小崎の農村景観を構成する要素の一つになっています。 その岩屋には数多くの観音様などが祀られており、その中で朝日観音(朝日が見える東側の岩屋)、夕日観音(日が沈む西側の岩屋)の展望台からは田園風景が一望できます。 但し、ここは険しい山道になるので高齢では無理、それより車で直接行くことができる田染荘展望台がお勧めです。 こちらは田染展望台と反対の西側に位置する田染荘展望台から田園風景を一望することになります。 尚、この田染荘小崎の農村景観は国の重要文化的景観に選定され、平成28年10月3日に里山エリアとして追加たそうです。いつまでも眺めていたい景観です。とても癒される場所でした!。
田染荘展望台に到着 (5月13日14時29分) 田染荘展望台

田園風景が一望できる田染荘展望台と田染展望台マップ

左から金比羅・徳利岩・夕日岩屋・朝日岩屋・線香岩 右が障子岩

東側に広がる田園風景 展望台から下りた駐車場から

左から徳利岩・夕日岩屋(展望台)・朝日岩屋・線香岩

左端中央の金比羅岩に田染展望台が見える 右端は釣鐘岩


先ほど一望した田染荘展望台   展望台の入口は 駐車場の前で

ほたるの館 (14時47分)

案内掲示版の拡大表示 ほたるの館前で

間戸岩屋(間戸耶馬)の名前 右端の奇岩群名は不明

 左2番目から障子岩・地下足袋岩・金比羅・徳利岩・夕日岩屋・朝日岩屋・線香岩・釣鐘岩(右端の奇岩群名は不明)

 左端中央に金比羅岩の田染展望台、中央に夕日岩屋の展望台が見える

間戸岩屋(間戸耶馬)の全景

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