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入洞までの坂道、銀の幕、唐獅子 五重の塔、仁王の脚、傘石
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大黒柱、千枚田、鬼の手水鉢 ナイアガラの滝、亀石、泉水 象の足、地底湖(入海)
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夢の掛橋周辺、見返りの石 華厳の滝、竜宮橋展望、鬼の居間 ひだ天井、リムストーンの通路
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西吉原、東吉原、東大川 五百羅漢、奥の院
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竜宮橋、夢の宮殿、乙姫の寝殿 白糸の滝、ケルンの寺院
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入海の景色全貌、復路の足どり 復路で見た新しい景色
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改めて見る銀の幕周辺 五重の塔、竹すだれ、洞内休憩室
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入海、竜宮橋周囲の様子
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満奇洞
満奇洞は江戸時代末期、猟師が狸を追っているとき発見したといわれ、古くから知られてきました。
動の井倉洞に対して静の満奇洞と言われるように地底湖の地下水の流れは殆ど無く、静寂さを醸し出しています。
水面に映し出される逆さツララ石は実に幻想的でじっと見守っていたい気分になります。
鍾乳石の種類も豊富で、石筍・石柱・ストロー・リムストーン・カーテン・ベーコン・つらら石・フローストーン・など殆どの形状を観ることができます。
鍾乳石の種類と数では日本一と言われる沖縄の玉泉洞と比べても決して見劣りしない鍾乳洞です。
こちらは全長約450mと長くはないが、種類の豊富さと密度の濃さでも感動場面が次々現れ、奥には地底湖が広がるなど飽きることなく鑑賞できます。
さすが洞窟博物館といわれるほど洞内の変化は素晴らしく、時の経つのも忘れるほどです。
洞名は、昭和初期にここを訪れた歌人与謝野鉄幹・晶子夫婦がこの地を訪れたとき、
晶子が「奇に満ちた洞」と詠んだところから「満奇洞」と言われるようになったそうです。
◇まきの洞 夢にわが見る世の如く 玉より成れる殿づくりかな ー鉄幹ー
◇満奇の洞 千畳敷(せんじょうじき)の蝋(ろう)の火の あかりに見たる顔を忘れじ ー晶子ー
洞内は、迷路にのように平面に発達した横穴で、総延長は約450m、最大幅は約25mあり、
日本屈指のリムストーン「千枚田」が広がり、巨大なホール「龍宮」には無数のストロー(鐘乳管)や、つらら石・流れ石・石筍・石柱がよく発達しています。
最も奥には地底湖「夢の宮殿」が広がる幻想的な空間があり、時を忘れ、心を癒してくれます。
満奇洞は昭和52年渥美 清さん、平成8年豊川悦司さん、平成16年稲垣吾郎さんが金田一耕助役をした「八つ墓村」のロケ地にもなったところで、
千枚田という皿状のものが重なった場所で小梅おばあちゃんの死体を浮かばせた有名なシーンに使われてたそうです。
井倉洞と同様に満奇洞も2018年7月に発生した西日本豪雨により被害を受けたが、被害が少なかったのか、7月23日に営業を再開したそうです。
ここは備中鐘乳穴と逆に洞入口まで急な上り坂です。
駐車場からは坂を上って洞内へ入るまでに13分要し、洞内ではじっくり時間を費やし、所要時間は1時間38分でした。
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満奇洞に到着、ここも観光客が居ない (11時46分) |
備中鐘乳穴とは逆に急な坂道を180mほど上る |
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まだ続く急な坂道 |
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自動販売機で入場券購入 |
それにしても急な坂、もう一息 |
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もう一息 |
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ヘルメット着用で入洞 |
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入洞すると直ぐに休憩所がある (正面が入口) |
左を向くと出口になっている |
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休憩室も鍾乳石がいっぱい |
いざ入洞 |
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いきなりこの景色 |
銀の幕 |
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唐獅子 (右の階段から下りて出口へ向う場所) |
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五重の塔(階段の下から) |
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傘石の所でで入口と出口通路が合流する場所 |
炭釜 (右通路は入口方面) |
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振り返って入口方向を見る(左は炭釜) |
仁王の脚 |
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傘石 (出入口道が交差する場所) |
傘石 |
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仁王の脚方面 |
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