井山宝福寺

 高梁川が大きく迂回した所、秋葉山のふもとにあるこの臨済宗東福寺派の禅寺。 山号は井山、本尊は虚空蔵菩薩で、室町時代の画僧雪舟が修行したことで有名な寺院です。 雪舟が修行をおろそかに絵ばかり描いて柱に縛り付けられ、足の指を使って涙でネズミの描いたというエピソードは子供のときから知っており、つい行ってみたくなりました。 境内でひときわ映える朱色で綺麗な三重塔は国指定重要文化財になっています。宝福寺は紅葉の名所としても知られているそうですが、少し早かったようです。
水墨画の画聖雪舟ゆかりの井山宝福寺 (11時20分) (1) 井山宝福寺 (Google map)    (2) 境内マップ

山門:明治時代に建立 少年雪舟とネズミの銅像

七福神 山門から仏殿を見る    井山宝福寺について

紅葉の名所らしいが少し早い

山門から駐車場方向

仏殿:江戸時代後期の建立    仏殿の説明 少年時代の雪舟と鼠の絵(仏殿内)


鐘楼梵鐘は青銅製で、総高115p、口径59pの和鐘(室町期)

庫裡 方丈

アーティスティックな石庭

多少は紅葉が始まった 国重要文化財の三重塔(南北朝時代)


雪舟の記念碑(立文字が不明瞭だった) 三重塔の説明

不動明王 無夢一清を祖とする般若院


岡山県では二番目に古い塔だそうです


境内一帯に広く自然生えのコケやウマスギゴケの植え込みがあり,その美しさは見事


 四条天皇の病気を直すため祈祷を行ったところ、壇前に客星が落ち、天皇の病気は平癒したという。
 星が落ちた場所に井戸を掘り「千尺井」と名付けた。これが山号「井山」の由来となった。    「千尺井」の説明



石垣が見事に組まれている

 七福神に別れを告げ (12時10分)、
 これより最後の観光地・備中国総社宮へ向かいます


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