リンク (クリッカブルマップの例)

ホームページを作成するとき、 あるページをクリッカブルマップ(イメージマップ)にすると見栄えがよく、 閲覧する人も見易くなる場合が多々あります。
このようなときに「イメージマップ編集」を使うとクリッカブルマップが容易に作成できます。
クリッカブルマップ例 右の例はホームページの一場面を示しており、 6種類の縮小画像を一枚の画像ファイルとしてホームページに貼り付けてあるとします。
ここで各縮小画像のところをクリックすると別のページへ飛ぶようにすることは通常よく行なわれることです。
しかし、このようなクリッカブルマップをHTMLで記述しようとすると、とても手間のかかる作業になってしまいます。
その理由は、各縮小画像の始点・終点座標を求めて、 そのリンク領域に別のページをリンクするようにHTMLで記述していかなければならないからです。

◆以下は、このようなリンク領域指定とリンク付け作業を簡単にしHTML記述を自動生成するもので、 「イメージマップ編集」を使ってホームページのクリッカブルマップを容易に作成することができます。
上記で示すサンプルも以下の方法で一枚の画像をクリッカブルマップ画像として貼り付けたものです。  各縮小画像の上にカーソルを置くとコメント情報を表示すると共にクリックすると該当ページを開きます。

◆クリッカブルマップにしたい画像を「マッピング画像」として「PhotoFarmInn」上に開き、 「リンク」メニュー内の「イメージマップ編集」コマンドを使って、 指定したリンク領域にHTMLや画像ファイルをリンクし、 必要なすべての領域にリンク付けが終わったら次に[HTML自動変換]コマンドを選択するだけでHTMLのクリッカブルマップが自動生成されます。

◆ここで自動生成したHTMLファイルをWWWブラウザ上に開けばホームページの一場面が出来上がります。
或いは後述のクリッカブルマップ部分、 つまり[IMG SRC=・・・]行と[MAP]〜[/MAP]部分を切り出して既存のホームページ上にコピーしても同じことです。
3次元画像加工 投影画像合成 サンセット合成 絵画効果 額縁加工 クリエイティブ採光

















イメージマップ編集

イメージマップ編集 ◆クリッカブルマップにしたい画像を開いておき、「リンク」メニュー内の「イメージマップ編集」コマンドを選択すると右図のダイアログボックスを表示します。
ここで編集モードの「マッピング」をオンにして、画像上の任意個所で「矩形」または「円形」を描き、 その領域に任意のファイルをリンクすると、その場所をクリッカブルマップにすることができます。
矩形または円形で描いたリンク領域をやり直すには、もう一度マウス左クリックするとその領域を消すことができます。

◆上記の矩形または円形を描いてから「リンクファイル指定」ボタンを押すと、 「リンク付けするファイルを選択」が表示され、 通常のファイルを開くと同様にファイル名を選択してから「開く」ボタンを押すと予め指定した領域に該当ファイル名がリンクされます。  試しにその領域にカーソルを移動するとハンドマークに変わり、その領域がクリッカブルマップ状態にあることを示します。
「リンクファイル指定」ボタンを押す代わりに矩形または円形を描いた内側でマウス右クリックしても同じ操作ができます。

◆次に「プレビュー」モードに切り替えてから画像上の該当領域で左クリックすると、 リンクしたファイルを開くことができます。

リンク付けしたファイルを開くことができない場合は、 そのファイルの開くアプリケーションソフトとの関連付けを行なってください。  関連付けはリンクした該当ファイルを開くための実行ファイル(.exe)を指定します。

「ALT」欄にはHTMLで記述するときの"ALT"名()を記入します。  この内容を記入しておくと、WWWブラウザで見るとき各縮小画像の上にカーソルを移動したとき、 その情報を表示することができます。

「リンクファイルを新しいウィンドウで開く」にチェックを付けておくとホームページ上のクリッカブルマップをクリックしたとき新しいウィンドウに該当ページを開き、 チェックを外しておくと同じウィンドウ上に該当ページを開きます。

[注意]「ALT」名や開くウィンドウタイプの指定はリンク領域にリンクファイルを定義する前に行なってください。

「背景色」にチェックを付けて「壁紙」または「背景色」ボタンを押すと、ホームページの背景模様を指定することができます。  これはHTMLの [body] タグで記述する背景指定に該当します。

「表示」ボタンを押すと該当画像上にリンク付けされたクリッカブルマップ領域をすべて表示します。  表示を解除するには再度「表示」ボタンを押してください。

◆リンク付けされた任意領域を解除したいときは「リンク解除」をオンにしてから画像上の該当リンク領域へカーソルを移動してマウス左ボタンを押すとリンクは解除できます。  その後、右ボタンを押すと「マッピング」モードに戻ります。

リンク属性変更 ◆「マッピング」モードのとき任意のリンク領域でマウス右ボタンを押すとリンク属性を変更するための右図ボックスが表示され、 ここで「ALT」名、リンクファイル名、開くウィンドウタイプなどが変更できます。  更にここではリンク領域の座標値にズレがあれば微調整することができます。  上図の X:6,89, Y:9,66 は画像左上隅を(0,0)として座標(6,9)-(89,66)をリンク領域に指定している例です。

◆ここで編集したクリッカブルマップ画像には、 該当画像名に拡張子「.MAP」を付けたリンク情報を示すファイルが画像ファイルと同じ場所に保存されます。
この「.MAP」ファイルが不要になれば、「リンク」メニューの「マッピングファイルを削除」コマンドで削除することができます。  「.MAP」を削除すると画像はクリッカブルマップ機能を失い通常の画像に戻ります。




































HTML自動変換

HTML自動変換例 ◆「リンク」メニュー内の「HTML自動変換」を選択すると、上で編集したクリッカブルマップ画像をHTMLに自動変換します。  ここで変換したHTML形式の[IMG]や[MAP]に関するタグをコピー&ペーストでそのまま自分のホープページ内の任意場所に貼り付ければそのページがクリッカブルマップを有するページになります。

1ページに複数個のクリッカブルマップを埋め込むホームページでは、 USEMAP=・・・ と MAP NAME=・・・ の名前を識別できるようにしなければなりません。  たとえば、1つのクリッカブルマップを USEMAP=#UserMapName_1 と MAP NAME=UserMapName_1 にして、 もう1つのクリッカブルマップは USEMAP=#UserMapName_2 と MAP NAME=UserMapName_2 のようにします。

◆現在アクティブな画像がリンク領域を有する画像の場合に、 「リンク」メニュー内の「マッピングファイルを削除」を選択すると、 「イメージマップ編集」で作成した該当画像に対する拡張子「.map」ファイルを削除できますが、 それ以降はクリッカブルマップの情報を失うことになるので不要になったときに削除してください。

「実行ファイルとの関連付け」を選択するとリンク付けしたファイルと、 そのファイルを開く実行ファイルを指定することができます。  たとえばリンク付けしたファイルの拡張子が「.xls」の場合はエクセルの実行ファイルと関連付けします。
これらの関連付けは、一度だけ行なえばソフトを再インストールしない限りいつまでも有効です。




































マッピングファイルを削除

イメージマップ編集でクリッカブルマップを定義した画像には、 そのリンク領域を記述した「.map」ファイルが自動的に作成されます。  該当画像のクリッカブルマップ機能を解除するには以下のようにします。

◆現在アクティブな画像がリンク領域を有する画像の場合に、 「リンク」メニュー内の「マッピングファイルを削除」を選択すると 該当画像に対する拡張子「.map」ファイルが削除され、 この画像はそれ以降クリッカブルマップの機能を失います。